2023年7月6日木曜日

旅のカタチ【ふりかえり】


2023年の新企画
「汀をつなぐ~久留和→東京スカイツリー編」
完結したので振り返り。
めっちゃ長いので、ヒマでヒマで仕方ないよって時にぜひ読んでください。



初回はまだ寒風吹きすさぶ1月22日。
みんなドライスーツや冬装備ですね。


亀城礁灯標
コアのある久留和海岸から東京スカイツリーを漕ぎつなぐこの企画。
発端は武田のある思い付きからでした。



「海も川も運河も全部水で繋がっているんだったらスカイツリーにだって漕いで行けるんだよな~」
地図を眺めていたらそんなことを思いつき、ツアーとしてどうすれば可能なのかを具体化していきました。


小網代沖
直線直線で距離を測ったら120km。
一日40km漕げば二泊三日で行けるじゃん・・・!!
そしたらもうどこか3連休に企画しちゃおう。


諸磯灯台
そんな風にぼんやり考え、こんな計画あるんですけどどう思いますー?
と常連のお客様に相談したところ、返って来たのは「人集まらないと思うよ?」というお答え。


城ヶ島沖
ガーーン。自信あったのに。
でも言われてみればそれもそう。一日40km、それを三日間通しで漕げる方はそもそも少数。
しかも三連休すべてをそれに充て、企画に賛同してお金を払っていただける方が何人いるのか。。


※初回は久留和からココ菊名海岸まで。
あくまでこれは個人的な挑戦ではなく商業ツアー。
どこかで薄々感じながらも見ないふりしていましたが、正論を面と向かって言われてしまいました。
練り直し。


※2月12日、2回目の出発前ブリーフィング。前回終了した菊名海岸から。
そこで次に考えたのは、1回に漕ぐ距離を30km程度にして、毎月1回開催にしてはどうかということでした。それをスカイツリーに到着まで繰り返せば、たぶん4・5回で到達できるなと。



一度に全行程を漕ぎ切ったという達成感は無くなりますが、これなら一筆書きで行ったことにはなります。
ハードルを下げて、より参加しやすく。


横須賀火力発電所
しかしながらそこでまた問題が。
距離を稼ぐなら1Way片道一択。ただ車の回送をどうするかということでした。


猿島を越えて米軍基地沖
この企画に充てられるスタッフは自分1人。
スタート地点にカヤックや道具をすべて降ろし、ゴール地点に車を持っていき、電車とバスでスタート地点まで帰ってくる・・・?


横須賀港東の赤灯台
まだコアから近い三浦半島ならいいですが、最後の方になると場所は東京の東はじ。
そもそも出艇時間も早いのに、うまい事公共交通機関を使っての回送がやれるんだろうか。(本音は電車バスめんどい)



そこでまたまた良いことを思いついちゃいました。
ゴール地点に2台以上で行って、1台に相乗りしてスタート地点まで戻ってくる方式。
リバーの世界では普通ですが、あまりシーカヤック、もっと言うとコアのツアーではほとんどやっていません。

住友重工のリフト
これもいい経験!と、参加して頂けそうなお客様に回送役のご相談。
結果快諾していただき、この形でスカイツリーを目指すことがようやく決まりました。
感謝でございます。


八景島。この先の野島が2日目のゴール。
さてこれで内容の大枠は固まりましたが、ここで最後の難関。


3日目のスタート。八景島シーパラダイス
ツアータイトルをどうするか問題。


横浜ベイサイド付近
久留和から海岸線を漕ぎ繋いでいく。
そのまま「海岸線を漕ぎ繋ぐ」?
それとも「久留和→東京スカイツリー120kmチャレンジ」?
なんだかパッとしません。


磯子火力前を通過
ツアータイトルは端的に内容がわかるというのが前提ですが、せっかくなのであまり安直なものにもしたくない。
欲が出て迷走。。


掘割川。偶然にも近所に住むお客様と遭遇
そんなあーでもない、こーでもないと悩んでいたある日、救いの手が!!



大岡川を抜けてみなとみらいへ。
お客様とツーリング中の会話
「こんな企画を考えているんですよ~タイトル決まらなくて~」
と相談すると、「武田さん、“ミギワ”って言葉知ってますか?」


 
昔ながらの姿を残す子安運河
もちろん知りません。
腑抜けた顔をしていると「ミギワっていうのは水際とか波の打ち寄せるところとかって意味なんですよ。」と優しく教えてくれました。


3日目のゴールは鶴見川河口。
「さんずいに丁で汀。この言葉を使うのはどうですか」
なにそれカッコイイ・・・
それに沿岸を漕ぐこの企画ともめっちゃ合ってる。


4日目スタート。難所京浜運河
“汀をつなぐ”
このツアーのタイトルが決まりました。


日清製粉鶴見工場
内容からタイトルまで、お客様と一緒に作っていくツアー。
そんな気持ちになります。


工場萌えにはたまらない
さてさて、前置きだけで相当な文字数となってしまいました。
ツアーはもう4日目に入ってますね。笑


ついに川崎市
汀をつなぐは、初日に久留和→菊名海岸の約28km。
2日目に菊名海岸→野島の約29km。
3日目に野島→鶴見川の約28km。
と催行中止もなく、ここまで順調に繋いで来ていました。


多摩川を渡って海老取川。東京都に突入
季節は真冬の1月からすでに4月。
まだパドジャケを着てはいますが暑いです。


圧巻のランディング。羽田空港
はじめは桜が咲くころにスカイツリーまで着いて、お花見できたらいいね~
なんてのんきなことを言っていたのですが、この頃にはもう桜前線は東北へ。


東京モノレール
この辺りまで来るといよいよという感じがしてきます。


夏の様な入道雲。また季節も変わり始めています。
4日目は鶴見川→勝島運河の約28kmでフィニッシュ!


5日目スタート
いよいよ最終回。勝島運河からゴールのスカイツリーへ。


武田が好きなテレビ局第1位
この日は昼頃から南風がかなり上がる予報。
三浦半島の海はクローズかなというくらいでした。


レインボーブリッジ。今度は渡りましょう
なので細心の注意を払って進みます。
運河は比較的風波に強いですが、風向きやビル風、返し波には気を付けないといけません。


どんどん都会になってきます
久留和海岸を出発して5日目。
ついぞこんな都会の中を漕いでます。


浜離宮 恩賜庭園へ
時刻は10時過ぎ。すでに風は上がりはじめていましたが小休止。


浜離宮の外堀をぐるっと一周。
潮位のタイミングも良く、まわることが出来ました。


湖の様な静けさ。オアシス・・・


隅田川を遡上。ここが最後の難所。
水上バスや屋形船の合間を縫って渡ります。


扇橋閘門を通過。
ゴールはもうすぐ。わくわく


久留和から出発して約140km。
ついに目的地の東京スカイツリーへ到着!
やっぱりちゃんと繋がってましたね。笑


ささやかながらノンアルで乾杯
このシリーズは全5回。終わってみれば中止も無くとても恵まれていたと思います。
成功はひとえにご協力いただいたお客様のおかげ。
本当にありがとうございました!


こんな感じの「汀をつなぐ~久留和→東京スカイツリー編」でございました。



そして最後に次の企画の発表も!
「汀をつなぐ~久留和→熱海温泉編
温泉につかりたいので、カヤックを漕いで行きます。
秋以降またHPにてご案内いたしますので、よろしければぜひ。

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